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そして、そのまま勢いよく、『バタン』と音をたて、テーブルに頭を打ち付けてしまうが、それでも七海は起きる気配がない。
さすがに、ただ寝ているだけにしてはおかしい。
「お、おい。どうしたんだ、七海?!」
直哉は焦り、急いで七海の体を抱き起こしてみた。が、その体からは体温は感じられず、顔にも血の気がなく、蒼白している。
「なっ…!そ、そんな…」
直哉はようやく悟った。七海は息をしていない。つまり、死んでいると…。
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