第一章

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「あー、やばい!!バイトに遅れちゃう!!!」 慌ただしく家の階段を降り、玄関へと向かう私。 「凛!!もう少し静かに歩きなさい!!」 あまりに足音がうるさかったため 、台所からお母さんの注意する声が響く。 「ごめんなさーーい!!!じゃあいってきまーす!!」 制服のまま、転がるように玄関を出て、自転車に乗り、バイト先へと向かう。 「あー!!もうマジで遅刻かもーーー!!!!」 時計を見ると出勤時間10分前。
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