第一章

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「ピアス?」 飾りの部分が針ぐらいの長さで、太さも針より少し太めの長方形の形をした、透き通るような水晶のようなものが付いている。 「うわあ…すごいきれい…売ったら、いくらになるだろう…」 触ってみると、水の中に手を入れたような感覚におそわれた。 「…なに…今の…?」 その時、カバンに入っていたケータイが、けたたましく鳴り、私は現実へと引き戻された。
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