第1巻

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「んなモン関係ねぇ!テメェは力があるから、仕方なく人を守ってんのかよ!? 上条はボロボロの足を一歩、前へ。 「違うだろ、そうじゃねぇだろ!履き違えんじゃねぇぞ!守りたいモノがあるから、力を手に入れんだろうが!」 ボロボロの左手で神裂の襟首を掴んで、 「テメェは、何の為に力をつけた?」 ボロボロの右手で、血まみれの拳をに、握り、 「テメェは、その手で誰を守りたかった!?」 力も何も出ない拳を、神裂の顔面へと叩き込んだ。 省略。 「だったら、テメェはこんな所で何やってんだよ!」 崩れた神裂を見下ろすように、 「それだけの力があって、これだけ万能の力を持ってるのに……何でそんなに無能なんだよ……」 上条当麻
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