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「んなモン関係ねぇ!テメェは力があるから、仕方なく人を守ってんのかよ!?
上条はボロボロの足を一歩、前へ。
「違うだろ、そうじゃねぇだろ!履き違えんじゃねぇぞ!守りたいモノがあるから、力を手に入れんだろうが!」
ボロボロの左手で神裂の襟首を掴んで、
「テメェは、何の為に力をつけた?」
ボロボロの右手で、血まみれの拳をに、握り、
「テメェは、その手で誰を守りたかった!?」
力も何も出ない拳を、神裂の顔面へと叩き込んだ。
省略。
「だったら、テメェはこんな所で何やってんだよ!」
崩れた神裂を見下ろすように、
「それだけの力があって、これだけ万能の力を持ってるのに……何でそんなに無能なんだよ……」
上条当麻
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