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｢よぉ♪久しぶり｣
｢お前裕太なのか？｣
｢ああ♪｣
｢っかなんだよ！その服装は？｣
｢格好良いだろ。なんかゲームのキャラクターみたいで♪｣
裕太の格好は頭にダーバンを巻いていて、上はアラブ風な感じだがマントを羽織っていて中はちゃんと見えなかったが、腹がでているのはわかった。腰にはなんだか、ダーバンやらジャラジャラしたのがついていた。下は騎手が着ていそうなタイトなズボンにロングブーツを履いていた。どこかのゲームに出てきそうな服装だった。コスプレの趣味はなかったから、こういう姿は初めて目にした。改めてみると奇抜な服だなと思ってしまった。
｢お前も着ているかと思ってたんだが、なんか地味だな…｣
｢お前が派手なだけだ｣
最初はスーツ姿だったが、毎日着ているには動きにくかったから、リラのお祖父さんが昔着ていた服を借りていた。俺のはどちらかというと、弥生時代に着ていた感じの服に似ているラフで動きやすいからこれはこれで気に入っていたのだが、改めて地味と言われるとなんか腹がたった。
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