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「俺の親父やお袋？あぁ、十年くらい前に殺したあいつらか。あいつらのことは面白かったから良く覚えているよ。」
「…あぁ？」
「あぁ、最後まで君みたいなガキをかばってさぁ、(この子だけは！この子だけは殺さないで！)って、泣き叫んでさぁ。あんまりうるさかったから、黙らせてやったよ」ニタニタ笑うｴﾚｿﾞｳﾆｸｽ
「お前の親父も、椅子で俺を後ろから殴りやがってさぁ、だから神に逆らうとどうなるか教えてやったのよ！」
「この…クソやろぉぉ！！」
バットで殴りかかる滋賀だが、逆に弾き返されて近くの木に叩きつけられる。
「くそぉぉぉ！」と、泣き叫ぶ滋賀。
「あぁあぁ泣いちゃって可愛そうに、今、楽にしてやるからな」ニヤリと笑って、滋賀を指差そうと腕をあげようとするｴﾚｿﾞｳﾆｸｽ。
そのとき、突然走ってきたバイクに突進されて、怪人は数ﾒｰﾄﾙ跳ね飛ばされた。
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