参観日

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バイクに乗っていたのは、全身メタルパープルの、バッタか何かの昆虫のような顔に触覚のような銀色の角がのようなものを生やした、人の形はしているが人ではない何かだった。 「何者だ!きさま!」 バイクから降りた彼は、突進してくるエレゾウニクスの腹にパンチを打ち込んだ。一瞬ひるんだエレゾウニクスを右足で思いっきりけりとばす。また数メートル吹き飛ばされたエレゾウニクスに右手の拳を握りしめて走っていく。すると、彼の拳が紫色の炎をあげて燃え上がる。走った勢いを利用して、燃える拳をエレゾウニクスに叩きつける。すると赤く光っていたエレゾウニクスの眼の光が消え、怪人は崩れるように倒れた。
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