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セットキャリアーには窓が無く、滋賀にはここが日本なのかすら分からなかったが、南道に連れられて基地に入っていった。
「ああ、もぅ深夜の2時40分やて！滋賀はん、今日はここで泊まっていきなはれ。部屋へ案内しますさかい。」
二段ベッド、テレビ、エアコンしか置いてないこじんまりした部屋に通される滋賀。
「こ…ここが客間なのか？」
「すんまへんな…」
「話を聞いてると、変身しても死なない俺がこれからは戦うことになるんだろ？そんな人間をこんな部屋に…」
「すんまへんな」
「スンマヘンで済むこ…」
「すんまへんな」
「…」
「すんまへんな」
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