かわいい君のことだもの

ヤキモチ

　　　Side/Iku.M

ﾋﾟｼｯ ﾋﾟｼｯ

『………』

なんだろ、
この妙な緊張感。

なんかものすごく
視線を感じるんだけど…。

私はちらっと
視線を感じるほうを見た。

『…っひぃ!!!!!』

ひかっ照くんが
鬼のような形相で
私を見てる!!!!

慧悟「…岩本くん、
　　　めっちゃ怒ってない?」

…確かに。

…って!!!!

照くんこっち来るよ!!!?

一希「萩谷ああああああ!!!!!!」

亮平「郁くんから
　　　離れろおおおおお!!!!!!」

慧悟「へ!? あ、はい!!」

萩ちゃんは、
私から離れた。

そして、
私の目の前にいる照くん。

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