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これは僕(須賀 真)が、中学生の終わりからの恋愛物語だ。
中学卒業まで後数週間、いろいろあったけどやっぱりいい思い出になった中学生活。
そんな中学生活も、もう終わりを告げる。
宏一「真!!何ぼーとしてんだよ!早く体育館行くぞ。」
僕「あ、ああ!何かお前、張りきってんな…」
宏一「当たり前だろ!何せ俺達の門出の日の練習だよ!?きっちりしてこうぜ!」
この元気なのが、橋本宏一。普段は気さくでいい奴なんだけど、ちょっと怒りっぽく自分の意見を人に押し付ける用な奴だ。
体育館に行き練習が始まった。
ガガ、ピー…
先生「あ、あ、3年2組担任の吉村だ、今日は後数週間後のお前らの卒業練習だ、ちゃんとふざけないでやるように。以上!」
みんなが黙々と練習をやっている最中に僕は違う事を考えてた…
この中学生活でまともに彼女が出来たことがない。
付き合えたとしても、みんなに冷やかされ嫌になってすぐに別れる感じになるのが大体だ…。
僕自信恋愛に興味が無かった訳じゃないけど、冷やかされんのが嫌だったのと友達と遊ぶ方が楽しかったのがあって本気で恋愛しようとは思って無かった。
そんな僕も恋をしていた…
大人しくて清楚な感じで、自分とはまったく正反対の山本愛加ちゃん。
可愛いくて頭がよくていつも女の子達と仲良く話している。
はっきり言って憧れに近い、そんなあの子に告白したいそう思ってた。
宏一「よう、帰り真の家で遊んで行こうぜ」僕「いいよ!でも僕ん家でもやる事ないだろ。」
宏一「そうだな、何か面白そうな事無いかな?」
僕「ん~、何かみんなで集まって何かしたいね」
真実「ね~今度クラスの皆で集まって、中学卒業バーベキューする予定何だけど~真も来てよ。」この子は真実クラスの中心的存在だ。
僕「お~いいね!やるやる。」
真実「じゃ~、須賀も参加ね!」
宏一「………」
僕「宏一は違うクラスだから、参加出来ないな。」
宏一「チェッ!行ってこいよ!」
僕「悪いな、でも宏一のクラスも花火やるんだろ?良いじゃん。」
宏一「うちのクラス誰が来るか分かんないだよ…まっ、楽しんでこいよ。」
僕「サンキュー。」
そして当日…
真実「クラスの皆が集まった所でカンパーイ!」
クラス一同「カンパーイ!!」
もちろんジュースだけど…
当然あの子も来てる、学校じゃない、プライベートの私服の姿に胸がドキドキしてた。
僕「ヤベー私服も可愛い!」
亮平「真、こっちの肉焼けてるよ。」
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