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ゲームセンターの 駐車場で私は彼と、 同じ時間を過ごした… たわいもない話ばかり… …でも… 私は幸せを感じた …気がつくと… …私は… 彼の笑顔… しぐさ… 声… ばかり追っていた… …私は… 私をもっともっと… 見て欲しくて… たまらないくらいに なっていた… しばらくして 彼は、無言で 車内にあった ぬいぐるみを取り出し… ぬいぐるみの口を 自分の耳に当て 何か会話をしている ような素振りを見せた… 不思議そうに見つめる 私をよそに 話をしていた… …そして彼は… 「…ぬいぐるみが 話があるみたい…」 …と、私に… ぬいぐるみを… 渡してきた… 訳が分からなかったが …私は… 彼に言われるがまま… ぬいぐるみの口を 耳に当てた…
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