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おわ~!!
言っちゃったよ!!幸音ちゃん!!
あまりの大発言に、僕と下月さんはうろたえた。
宇佐美さんは、げんなりとした顔で溜め息をついた。
「はぁ~…。幸音…、お前は人のコンプレックスを主張し過ぎだ。もう少し、気を遣え」
「はぁ~いっ!!努力します!!」
幸音ちゃんは、努めて明るく返した。
大体の挨拶が済んだ所で、幸音ちゃんと宇佐美さんとは離れて、残り1人の楽屋へ向かう。
次は、僕と同じ事務所で先輩の千草拓真(18)。
僕と3つしか変わらないのに、大人の雰囲気がムンムン出ていて、かなりの女性ファンがいる。
大抵、年上のファンが多い僕とは違い、幅広い年層のファンだ。
役者としても、ちょこちょこ活躍してるし、モデルとして僕の憧れの人だ。
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