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俺が族をやっていると、神楽が悲しむ。
だから、チームを抜ける事にした。
「紀?話がある…」
紀ってのは総長の名前。
「どぉした?お前が俺に話なんて?」
「幹部の連中皆集めて…」
「幹部の?まぁ、いいけど……」
幹部の連中が集まった。12人……?
幹部は13人じゃなかったっけ?
…………あぁ、俺だった。
つっても、今から幹部でも特攻隊長でも無くなる訳だけど……
1人の愛する女のために……てか。
「話って何ね?みんな集めてまでして…」
「俺さ、チーム抜けるょ」
「は?ちょっと待てゃ!このチームは俺とお前で立ち上げたチームやねんぞ!?それを辞める?!調子乗りなや!!!!」
紀がキレて俺の胸ぐらに手をかけた。
確かにこのチームは俺達が初代…
でもこんな所で立ち止まってたら、前に進めないんだょ。。。。。。。。。。。。。。。。。
「殴りたかったら、殴れょ。俺は手ぇ出さねーから………」
殴り掛かろうとする紀を必死で止める幹部連……
「紅黎サン。理由は分かりませんが辞めると言うなら止めません。今まで有難う御座いました。貴方は最高の隊長でした」
みんなが一斉に礼をした……
紀を見た……目にうっすら涙が浮かんでいる…悪いな。お前等は俺の一生忘れない連れだょ……
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