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「おい、大丈夫か?あんた。」 奈央はそのままの格好で、声のする方を見上げた。 「・・・・・・・・・・。」 そこには、強面の美形な男子生徒が立っていた。 (・・・・・・・・怖いけど、きれい。) 「おい、あんた聞いてんのか?」 先ほどより不機嫌な声で、男子生徒が聞いた。 そこでようやく、奈央は我に返った。 「ごめんなさい!!」 奈央は、立ち上がり頭を下げあやまった。
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