プロローグ

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暗雲立ち込める空の下、草原で二つの軍勢が向かい合っている 一つは鉄の鎧に身を包み、三日月と赤の十字架の描かれた旗を掲げている者たち、『エルドレイド王国』の軍隊。 そして様々な服装で容姿も様々だが、一人一人が歴戦の強者であることが見てとれる、ギルド『黒槍』。 この二つの連合軍である。 もう一つは魔王ルシフェルの率いる魔物の群れ。その姿は多種多様、人型もいれば獣、鳥、さらには竜などの姿もある。 この二つの軍勢による戦いは総力戦、負けた方は戦うものがいない、つまりは滅亡するということだった。
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