第零話 「はじめての召喚」

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『では黒木君。まずは深呼吸してから。ゆっくりと、そしてはっきりと【召喚(サモン)】と発音して下さい』 私はゆっくりと一度 深呼吸してから 心を落ち着ちつけた それからゆっくりと 『召喚(サモン)』 と叫んだ 電脳腕輪(リング)から 光があふれ 私の目の前に 中世ヨーロッパの 騎士のような 召喚獣が姿を 現した 『ほほぅ、人間(ヒューマン)系ですか』 学年主任がうなづく 【召喚獣の名前を登録して下さい】 『主任…これは…』 『名前だよ、召喚獣の名前』 主任が笑う リングの上(空中に) 電子画面が映し出された
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