可能性

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それを聞いたアンドレは「はっはっは!」 と、楽しそうに笑いました。 ケンヂは、ムッとなり言いました。 「真剣に聞いてるのに何で笑うんだよ!!」 「いやー、すまないね。君は私に、君がパイロットになれるかなれないかを聞きたいんだね??」 とアンドレは聞きました。 「そうだよ!」とケンヂはイラだち気味で言いました。 「そんなこと私にはわからないよ。けど、君ならきっとなれる、と信じることはできる。」 黙って聞くケンヂに、アンドレは続けて言いました。 「ところで、君は周りからの意見で君自身の可能性を考えるのかい??」 「えっ??」ケンヂはなにかに気付いたように言いました。 アンドレは、ニコニコしながら続けました。
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