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「そう考え出すと頭が負けじと智恵を出そうと頑張ってくれるからね。」
アンドレは続けて言いました。
「それにね、可能性という点においてはどんな事にも0%はないんだ、と私は考えてるだよ。君はさっきまで、みんなからの意見で自分は夢を叶えられないかもしれないと考えていたね。」
「うん。」
「でも君が夢を叶えられる可能性は、君自身の考え方でいくらでも変わるんだよ。
君が周りの意見を信用すれば限りなく、可能性は0に近いだろうね。
しかし、君が夢を叶える方法を考え始めたら可能性はグッとあがるよ。」
アンドレは、ニッコリして静かにケンヂを見つめ、また続けて言いました。
「結局の所、君自身の可能性は周りの人が決めたり、周りの環境が決めたりする事じゃないんだよ。
全てを決めるのは君自身だ。可能性に限界を作ってしまうのも君自身だ。そんなものは実際には存在しないんだからね。」
アンドレはニッコリとして、ケンヂにイタズラっぽくウインクをしました。
「可能性に限界はないんだね!!」
ケンヂは気分が楽しくなり、アンドレに礼を言い帰っていきました。
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