禁煙記

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今思えば、急激な禁煙は親父には重みだったのだろう。 そういう僕も立派な喫煙者。今はタバコが高すぎて、一月に3箱程度しか吸えないけど。1箱の値段が高すぎて、一月分をいっぺんに買うから、ほんの少しだけ計画的に金が使えるのが唯一のメリットだった。 禁煙外来は今は開業医も出始め、今は禁煙科という立派な専門医だっているほどだ。もっとも、儲けは少ないらしいので、内科や心療内科と掛け持ちでやっている医者がほとんどだった。
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