純一

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暗くてハッキリと顔は見えない。少し離れた距離で向き合った。 「こんな所で何やってるんだ」 「お前には関係ない。俺の前から消えろ、斬るぞ」 「おー、怖い怖い」 チャキ、そういう高い音がした。男は焦って一歩後ずさる。 「てめぇ、名は」 「え、真田篤史……て言うか、普通先にそっちが名乗るだろ」 「ふん」 「ふんじゃねーよ!名前言え」
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