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あの頃約束したね。
君が辛いとき、僕は一生懸命笑わすよ。
君が嬉しい気持ちの時は、僕も楽しい気持ちいっぱいさ。
君が怒っているときは、僕がすべて受けとめる。
あの日の君は淋しそうな顔で歩いていた。
僕は何も聞かずに、そっと横に並んで手をつないだ。
「大丈夫だよ、いつでもここにいるから…」
そっと声をかけて…
さぁ、迎えが来たよ。
今、君が大切な人は僕じゃない。そう
彼なんだ。
本当は、僕も君が心から好きだった。だけど…
その大切な言葉が言えなかった。
「ちゃんと、仲良くあの光りに向かってゆっくり歩くんだよ」
僕は、前のようにいつも一緒にいることはできないけど
いつも、ちゃんと君の傍で
見守っているから。
大丈夫だよ。
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