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「そんな……そんなバカな‼僕のガンQがやられるだなんて……。」
ミチルはその場にヘタれこんでしまった。
「まだまだだったな。ま、強くなって出直すんだな。」
そう言うと聖は消えていった。
「フフフ……桐生………聖‼君は………僕が倒す‼」
一方、聖の学校では。
「聖‼何で今日は遅刻したのかな?」
実里が殺気を隠った笑顔で聖に言ってきた。
「あぁ。すまん。」
「今日はグループ課題の打ち合わせを朝やるって言っていたわよね?何で遅刻したのかな?」
「ミチルって奴に文句を言え。」
「そんな人知りません‼それに人のせいにしてはいけません‼」
「ちぇ……事実なのに。」
そしてその後、聖と実里の20分に渡る痴話喧嘩が続いたとさ。
「桐生聖か………確かに強そうだ………。」
聖と同じ位の少年が、双眼鏡を持って、聖の居る高校を除いてた。
「よし‼次の対戦相手はあいつだ‼聖‼明日お前に目にもの言わせてやる‼」
この少年は一体…………聖の身に、新たな影が潜む。
「だから俺は好きで遅刻したんじゃないやい‼」
第一話
完"
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