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学校のチャイムがなり、帰り支度をして帰っていく生徒達がちらほら居たり、教室に残って課題や雑談をしている生徒達もいる。
聖は、この課題をやっている方に入る。
「んじゃあ課題の打ち合わせに入るわよ‼」
実里は張り切って立ち上がった。
「ふぁ~………退屈。」
「そこっ‼欠伸しない‼」
アクビをした聖に、実里が叱る。
「課題ったってよ~。何するんだよ?」
「だからそれを今から決めるんじゃない。」
「そうでしたね~。」
聖はめんどくさそうに手をヒラヒラさせながら言った。
「んで、何する?」
グループの1人、妙が言ってきた。
「そうよね~。何する?」
「何でも。」
「おい聖、少しは参加しようぜ?」
「だってこの課題の設定、作者何にも考えずにやったらしいぜ?」
「ホンとかよ‼」
やばっ‼
妙と聖が怒っちゃった……………さて、逃げるか。
「逃げんな……くそ作者………。」
ごめんなさい‼
全力でごめんなさい‼
「はぁ……しょうがないわね…………もうあたし達で決めちゃいましょ?」
良かった。
どうにか彼らで決めるらしい。
「なに言ってんのよ?貴方も決めるのよ?」
ほげ~‼‼‼‼‼‼‼
約一時間後…。
「よし‼決まった‼」
妙が勢い良く立った。
正直疲れた……。
「お疲れ。作者。」
「ありがとうね。」
はいはい。
って事で俺の本来の役目をやろう。
そして彼らは、荷物を纏めて、学校を後にした。
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