ムルチ〓ゾアムルチ

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「モンスターデュエル………。」 「スタート‼」 聖に戦いを挑んだ少年がそう叫ぶと、相手のムルチが雄叫びと共に聖のゾアムルチに突っ込んできた。 「返り討ちだ‼」 聖がそう叫ぶと、ゾアムルチが少年のムルチに対して蹴りを入れた。 それを喰らったムルチは倒れて、ビルを破壊した。 「おいおい‼聖‼いくらなんでも……」 「やり過ぎか?」 妙の言葉を遮って、聖が言った。 「いきなり場所を変えるわけにはいかねぇ‼続行だ‼行け‼ゾアムルチ‼」 聖の言葉に答えるように、ゾアムルチはムルチに向かって行き、打撃を何回かムルチにやった。 ムルチは怯んでしまい、その隙を突いてゾアムルチが怪光線を放った。 ムルチはその怪光線をまともに喰らい、吹っ飛ばされ、ビルを撃破した。 「もう止めろ‼聖‼破壊しか生まないぞ⁉」 「だが一度始めたバトルだ‼止めるわけには行かねぇ‼」 「そうだ‼止めるわけには行かねぇ‼ムルチ‼反撃だ‼」 少年がそう叫ぶと、ムルチはゾアムルチに向かって行き、飛び蹴りをした。 ゾアムルチはガードしたが、威力が有ったため、吹き飛ばされた。 「くそっ‼中々やるじゃねぇか………だが俺は負けねぇ‼」 聖の叫びと共に、ゾアムルチが咆哮し、ムルチに体当たりした。 だがムルチはその攻撃を喰らいながらも、踏み止まった。 「粘り強いな……。」 そしてムルチとゾアムルチは突っ込んでいき、ぶつかり合い、組み合った。 そして両者は組み合いながらも、それぞれ叩き合った。 「負けるな‼ムルチ‼」 「叩き潰せ‼ゾアムルチ‼」 二人の声に答えれば答えるほど、両者の打ち合いは激しくなる。 「ぐっ……‼強い‼」 聖はこの少年の強さに驚きながら、策を練った。 「怪光線をもう一度放て‼」 聖がそう叫ぶと、ゾアムルチは至近距離で怪光線を放った。 それを喰らったムルチは吹き飛ばされ、ビルを崩した。 「あぁ‼ムルチ‼」 ムルチは段々弱っていた。
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