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そして次の日。
聖は学校へ行く通学路を歩いていた。
すると……
ピコーン‼ピコーン‼
「Σ‼」
突然、聖のバトルアナライザーが鳴り出した。
「どう言うことだ⁉」
聖は慌ててバトルアナライザーを出してみた。
バトルアナライザーのタイマーのような所が点滅していた。
「これは………?」
「君もモンスターバトラーですか⁉」
「Σ⁉」
すると突然、聖の後ろから声がした。
聖は後ろを見た。
そしたら、聖と同い年位の眼鏡を掛けた、少し暗い雰囲気をまとった少年が立っていた。
「あぁ❗そうだ❗貴様もか?」
聖は相手は解らないが、とりあえず答えることにした。
「そうか………僕は井口ミチル。君は?」
ミチルと言う名の少年は、バトルアナライザーを出して、聖に言った。
「俺は桐生聖❗貴様と同じ、モンスターバトラーさ❗」
そう言うと聖もバトルアナライザーを出した。
「なら話が早い…………行け❗フレムラー❗」
『バトルアナライザー❗オンストール❗』
グアァァァァァァァァ‼
ミチルがバトルアナライザーを天にかざして言うと、電子音と共に、バトルアナライザーから火炎怪獣フレムラーが出てきた。
「ほぅ………あのグリッドマンに出てきた怪獣か。」
「よく知っているねぇ。君の怪獣は?」
「俺のは怪獣って言うのかな?」
最後に「ふっ」と笑うと、聖もミチルの様にバトルアナライザーを天にかざして言った。
「行け‼ニセウルトラマン‼」
『バトルアナライザー❗オンストール❗』
すると聖のバトルアナライザーから、ニセウルトラマンが出てきた。
「ほぅ………ニセウルトラマンか。確かに怪獣かどうか分からないな。」
「ゴタゴタは良いから早く始めようぜ‼」
「そうだね………モンスターデュエル❗」
「スタート‼」
聖のスタートと同時に、ニセウルトラマンとフレムラーは走って衝突し合った。
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