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そして聖のニセウルトラマンがフレムラーを投げ飛ばした。 フレムラーはそのままビルに激突してしまった。 「きゃあぁぁぁぁぁぁ‼」 崩れて行くビルに、逃げ惑う人々。 「なるほど、妙の言っていた『気を付けろ』はこの事だったのか。」 と、聖は納得した。 「どうした?破壊力有りすぎてビビったのか?」 ミチルはバカにしたように聖に行った。 「バカを言うな。ビビって逃げ出すのは貴様だ‼行け‼ニセウルトラマン‼容赦無く叩きのめせ‼」 聖から指令を受けたニセウルトラマンは、フレムラーに向かって蹴りを入れ、そのまま掴み、また投げ飛ばして町を破壊した。 「もっともっと痛め付けろ‼」 ニセウルトラマンは倒れたフレムラーを無理やり立たせ、蹴りを数発入れ、また投げ飛ばして町を破壊した。 「くっ‼フレムラー‼火炎放射だ‼」 するとフレムラーの口から炎が出てきて、ニセウルトラマンに放った。 ニセウルトラマンは諸にその火炎放射を食らってしまい、苦しんで倒れた。 「畳み掛けろ‼フレムラー‼」 フレムラーはニセウルトラマンに向かって歩き、苦しんでいるニセウルトラマンを殴る蹴るを繰り返して畳み掛けた。 そしてニセウルトラマンはとうとう倒れ込んだ。 「くっ‼」 「あんだけ君のニセウルトラマンが苦しめられてるんだ。もう涼しい顔はできないね。トドメを指せ‼フレムラー‼」 フレムラーはニセウルトラマンの方へ突っ込んでいったが、 「行け‼ニセウルトラマン‼」 ニセウルトラマンに当たる数メートル前で、ニセウルトラマンは腕を十字に組み、スペシウム光線を発射した。 スペシウム光線を食らったフレムラーは、消滅してバトルアナライザーに戻った。 「くっ‼僕のフレムラーがやられるなんて‼」 「次は……どうする?」 と、聖は挑発するように言った。
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