風船と手紙

支え

彩美『違うよ』

彩美はいつの間にか起きてた。

彩美『ママね、今真剣にお付き合いをしてる人がいるの。
それに彩美と離れて生活してる間ママは変わったの。
彩美はもう大丈夫なんだけど…ここを出たくないの…だから嫌だって言ったらママと喧嘩になっちゃったの』
彩美は泣きながら話してくれた。

拓海『母ちゃんは彩美ともう1回やり直したいんじゃないか？』

4人は驚いた顔で拓海を見た。

拓海『だってさ、それって新しい生活の始まりとも言えるんだせ。
母ちゃんはきっと彩美を待ってるぜ。
ぶっちゃけ言うとお互い意地っ張りでだよな』

ソラ『彩美ちゃんはどうしたい？』

彩美『ママと新しい…パパ…大丈夫かな？』
優斗『大丈夫だよ、きっとね』

薫『うん』

5人は微笑み合って眠りについたのだった。