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―放課後
私は許可をもらったわけじゃないけど…プロなりたいから。
私は勇気を出して音楽室へ向った。
ソラ『失礼します…』
夕日に染まる音楽室ってなんか…不思議。
なんか、暖かさを感じる。
先生…いないや。
諦めて帰ろうとした時男の人に後ろから声を掛けられた。
??『君…僕に何か用?』
私はビックリして逃げちゃったけど勇気を出して相談をした。
ソラ『先生に音楽の勉強を教えてほしいんです…』
先生『どうして?』
ソラ『私…歌手になりたいの』
先生は目を細めてフッと笑いながら返事をしてくれた。
先生『…いいよ、僕に何でも聞いてね。
今日は遅いから明日からにしよう』
ソラ『よろしくお願いします』
そして私は無邪気な笑顔でお別れをした。
何もかもが目茶苦茶になるということを知らずに…。
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