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―夜
みんなはしゃぎたせいかグッタリしている。
拓海『疲れたよ~、好き嫌いねぇけど飯あんま美味くねー』
拓海はベッドの上でため息をつく。
優斗『仕方ないよ。病院のご飯はカロリーとか糖分とか考えて作ってるんだから』
優斗がなんとかフォローしてる。
ソラ『全く食べてないわけじゃないのに何言ってるのよ』
ソラは髪をクシでとかしながら言う。
彩美『彩美は味噌汁嫌い』
彩美は好き嫌いが激しい。
拓海『結構お前は好き嫌いかよ』
拓海は突っ込む。
4人は呆れてしまい噴出して笑う。
1人だけ何も会話しない薫が気になり話掛けた。
拓海『薫は美味かったか?』
薫『…うん』
薫は無表情で返事をしてくれる。
ソラ『ねぇ…私院長の許可もらったから屋上行かない?』
ソラは突然みんなを屋上へ招待した。
月に1回だけだけどね。
優斗はニッコリ笑顔でソラに
優斗『また…歌聞かせて?』
ソラ『もちろんよ』
ソラはパァッととびっきりの笑顔で答えた。
薫の手を引っ張り5人で屋上へ行く。
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