代わり映えの無い日々

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「ちばかずき、学生証は持って無い」 「たなかゆうや、学生証無し」 「ふじわらたつや、学生証何てありませぇん」 「はやさかまこと、学生証何て持ち歩きませんから」 「いわはしひでき、学生証無いですゎぁ」 男子は皆ポリを馬鹿にしたような、煙たい態度を取った。 「すずきえみ、学生証は学校です」 「すずきかをり、同じく学校にあります」 皆言い終わった。 「まだなにかありますか??俺ら学祭準備あんですけど」 千葉が怒った様に言った。 「いや…もう行って良いよ。寄り道、悪い事しない様に!!気をつけて帰りなさい」 パトカーが行ったのを確認したあと、男子は皆笑って居た。 皆とてもなれていた、サボっていればこんなことは日常茶飯事だったからだ。 「良くあんな出任せなうそをぺらぺらと言えんね!?」 鈴木(え)が感服したように言った。 「慣れだよ」男子が揃って言った。 「まぁまず、学校戻ろうで♪♪楽しい自由時間が待ってんだし♪♪」
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