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クリスタライズバーガー ~ 霊夢辺
ザッザッザ…
時は丑三つ時
この時間になると幽霊で慌ただしい獣道は更に活気を増す
百年夜行もたいして珍しくない
ザッザッザ…
私はこの森の平凡な妖精
「今日も妖怪達が通るのかな?」
コツコツ…
ザッザッザ…
足音が二つ聞こえる。と妖精は思った…だが。青白い月の光に写った暗闇のシルエットは背丈がかなり高い人一人だった
ザッザッザ…バタッ
妖精は草陰から少し身を乗り出してその人物を見る。良くみるとなにか引きずっているみたいである。どうやらメイドのようだ
…
と、その瞬間心身竦み上がるような振動が妖精。いや、世界を襲った
「アッーーーーーロ!!!」
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