零の章
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零の章
初めて逢った時の事を覚えているか? あの時のお前は酷く無様で滑稽だった。 あの時のお前は酷く細くて儚くて。 其の時は、 何故お前を拾ったのか分からなかった。 何故お前を欲したのか分からなかった。 今でもはっきりとはしていない。 それでも俺の冷えた世界に温もりを与えたのは、お前の鮮烈な橙だった。 -紅夜-
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