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公園についた
しばらくメールの話をしたり
友達の話をした
成樹の肩にもたれた
耳元で彼の声がする
『あのさ…付き合ってもいいんだよね?』
ちゃんとした告白じゃなかったけど嬉しくて声がはずんだ
『うんっ』
キスをした
今までにないくらいに幸せだった
舌をだしてきた
そんなのは嫌だから
口をかたく閉じていた
そんな軽いノリはいやだったんだ
成樹が思っているより
ずっと私は純粋だったんだと思う
それでも強く舌をいれてきた
《この人とならいいかな》
そう思って
かたく閉じた唇をひらいた
最初は嫌だったけど
成樹と出会ってスキな人とのするキスほど幸せなことはないと思うようになった
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