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「へぇ…なかなか奥が深いんだな。万引きってやつは」
「まぁ最初は僕にまかせてよ。」
「うん」
中島とカツオは、近くの駄菓子屋に足を運んだ。カツオの心の中は、不安でいっぱいだった。
「止まれ❗磯野」
中島は電柱に身を潜めて、数十メートル先にある獲物(ターゲット)の様子を伺い始めた。
カツオの心臓は早くなった。これは犯罪じゃないのか…? バレたら死刑…
「な、中島」
「なんだ磯野」
中島は小声で答えた。
「ままっ…万引きなんて…ドロボウなんじゃないか?犯罪じゃないのか…?」
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