知性体である限り

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知性体である限り

皆は何を求めてるのだろう。 平和?幸せ?健康? 私は 真実を知ることを求めている。 その私に他人は、 「なぜ知ろうとするのか」と言う。 その質問に私は質問で返す。 「なぜ知ろうとしないのか」と。 そしてその質問に対する疑問が 「知っでどうするのか、 その先になにがあるのか」だ。 だがその質問は 私には愚問である。 なぜなら『知ること』 これ事態に 大きな意味があるからだ。 知らなければその先には 何一つ生まれる可能性が無い。 だがしかし、 知ることにより 数パーセントだが 可能性が生まれるのである。 「1」と「0」の間に 無限の差があるように 有知と無知の間にも 果てしない差があるのだ。 人は発生よりずっと 知ろうとし、知ることにより 自らと大切な物を守り 生き抜いてきた。 ニュートンは、 なぜ物が落ちるのか 知りたかった。 だから知ろうとし、知った。 エジソンは、ガリレオは…。 皆、みんな、 知りたくて知ろうとし、 知ってきた。 そして現代を 作り上げたのである。 私たちは知ろうとし 知ることで初めて終われる。 その知ることでしか生きれない 知性体の人類が 知ることに怠けている そんな現代が私には、 哀れに見えてしかたがない。
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