双六がポケモンマスターになるようです

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遊戯「するわけねーだろ!!あーめんどくせぇ!!」 遊戯はそう言うとレジから1万円を握りしめでていった…… わしは泣いた……… わしは新しい商品を品定めするために一つを手にとりプレイする事にした。 商品の名前はポケットモンスター。最近のヒット商品らしい。しかしソフトだけではプレイできない。ハードは……ゲームボーイ……あった、あった…… わしはプレイを開始した…… 画面が小さくて見にくいので老眼鏡をかけて再プレイ。 ストーリーは一人の少年がポケットモンスターというモンスターを集めてポケモンマスターとやらを目指すらしい。 ジジイにはよくわからん。 つまりは少年はモンスターを捕獲しながらそのモンスターを戦わせ自分は後ろでぬくぬくと見守るゲームというわけじゃな……… あまり褒められた少年ではない…… 約2時間ほどプレイする……… これはおもしろい!!こんなジジイでも簡単にプレイできる、そしてゲームの世界にどっぷりと浸かる事ができる。 わしはこのゲームが確実に売れる事を確信し再び大量に仕入れる事にした。 ポケットモンスター略してポケモンはこのジジイの残り少ない人生に最後の光りを照らしてくれた。 明日は店のオープンじゃ 店のオープン20分前……店の前には海馬君が並んでいる。 海馬君は昨日の夜から並んでくれていた…… たまに奇声を上げているのが気になったが彼の為を思い放置した。 他にも数人の人が列んでくれていた。わしは嬉しかった。 久しぶりにこの店に客がくる………海馬君以外の客は三ヶ月ぶりだ。 さぁ、店を開けよう…… 数人の客がなだれ込んでくる。海馬君以外はテレビゲームコーナーに走り品定めをしている。 海馬君は相変わらずカードだけを見つめいつもの商品をあるだけ買っていった。 3時間ほどたった…… 誰もレジに来ない……… それどころか城之内君が何時のまにやら店にいる……しかしどうやら彼は万引きをしているようだ。 注意しにいこう…… 城之内君の近くに行きわしは話しかけた。 「城之内君……わしは君を信じていたのに……」 わしがそういうと城之内君は 城之内「……すいません……実は遊戯に頼まれて……」 わしは遊戯に初めて殺意を抱いた気がした…… 「わかったよ……それは持って行きなされ…遊戯には帰ってきてからわしが説教しておくから……」 城之内君は泣きながら店を後にしていった……
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