むかし

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俺は、昔は普通に人と明るく話してた。 だけどあることがきっかけで全然話さなくなった。 あれは…小学5年の頃だったかな… ~小学5年~ 「昴!早く!」 「はいはい分かってるよ!ふぁぁ…ねみぃ…」 今日は家族でばーちゃんちに遊びに行く。 俺はあんまり乗り気じゃ無かったけど、行け行け煩かったから仕方なかった。 だって、ここから… 速くて六時間 遅くて八時間もかかる…行きたくも無くなるよ… 友達んちにでも泊まりたいぐらいだし… はぁ… くそ… めんどくせぇ… ねみぃしねみぃしねみぃし… まぁねみぃだけだけど… そんな事を思いながら車に乗った。 まさか…あんな事になるなんて思わなかった。 あの時…少しでも…遅れて行ってれば…
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