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私は、病気のせいで…
あまり…生きれないんだ…
あれはいつだったけ?
あれは…小学三年の時だった。
みんなとバスケをしていたら急に足が動かなくなって…
病院にいったら…
難しい病気に掛かっているんだって言われた。
高2か高3までしか生きられ無いんだって…
だから、憧れの高校に入った。
だから…私は恋なんて…出来ない。
それだけは…分かってた。
分かってた筈なのに…
諦めきれない自分がいる。
どうして?
恋なんて出来ないんだよ?
私はいつの間にか泣いていた。
「おい…何で泣いてんだよ…?」
「えっ…?あれ?ほんとだ!何でだろう?」
グイッ
「きゃっ…」
私は昴君に腕を引っ張られた…
「…何があったか知らないけど…泣くなよ…
何か気になるだろーが」
そんなこと…しないでよ…諦めきれないじゃん?
「…ぅっ…ぅぇっ…」
私は昴君の腕の中で泣いた。
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