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戻って俺視点
5時間目の準備をしに教室へ戻ると、さっきの女が机に顔を伏せて寝ていた。
俺、午後は真面目に授業受けるつもりだったが、人が寝てると俺も眠たくなって……
結局午後の授業も寝て過ごした。
■ ■
時は移り放課後、
ガヤガヤ
あ~そういや担任に部活の事言わなきゃな。
ガヤガヤ
とその前に、
指差さないでもらえますかね?女生徒諸君。
軽くまた10人は越えてるな。
「キャー今こっち見たよ。山口君ー♪」
今度は他のクラスの奴らが俺を見にきたってワケか。
転校生って大変だな。
まぁその状況にいるのが俺なんだけどね。
その後二人組の女生徒が近づいてくる。
「ねぇ~ねぇ~君、私達がこの町案内してあげるからこの後うちらと遊ばない?」
…うわっ
まず一言でコイツらの容姿を伝えるならギャルだな、それも真っ黒の。
俺この香水クサいの大っ嫌いなんだけど。
「行かない」
誰が行くかっつーの。
「え~楽しいよ~「ねぇ行こうよ」
自分主義だな黒いの。
つーか人の都合考えろよ。
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