第3話

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戻って俺視点 5時間目の準備をしに教室へ戻ると、さっきの女が机に顔を伏せて寝ていた。 俺、午後は真面目に授業受けるつもりだったが、人が寝てると俺も眠たくなって…… 結局午後の授業も寝て過ごした。      ■  ■ 時は移り放課後、 ガヤガヤ あ~そういや担任に部活の事言わなきゃな。 ガヤガヤ とその前に、 指差さないでもらえますかね?女生徒諸君。 軽くまた10人は越えてるな。 「キャー今こっち見たよ。山口君ー♪」 今度は他のクラスの奴らが俺を見にきたってワケか。 転校生って大変だな。 まぁその状況にいるのが俺なんだけどね。 その後二人組の女生徒が近づいてくる。 「ねぇ~ねぇ~君、私達がこの町案内してあげるからこの後うちらと遊ばない?」 …うわっ まず一言でコイツらの容姿を伝えるならギャルだな、それも真っ黒の。 俺この香水クサいの大っ嫌いなんだけど。 「行かない」 誰が行くかっつーの。 「え~楽しいよ~「ねぇ行こうよ」 自分主義だな黒いの。 つーか人の都合考えろよ。
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