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そんな俺などお構いなしに話続ける黒ギャル共。
いやまて、この黒さ何かに似ていると思ったらバナナだ!
それもシュガースポットにより黄色い部分が一部分もない真っ黒なやつ。
「じゃぁさ~別に今日じゃなくてもいいから~今度ウチらと一緒に町行こうよ」
黒ギャルが喋り終わると今度は黒ケバ女が喋り始める。
黙れ黒バナナ!!
少し卑猥な気もするが…
「てかさ~君ちょ~好みなんだけど、顔いいし、だからさ~アドレス交換しようよ」
ケータイを取り出し俺に突きつけてくる女。
ちょっと人を気遣う心があったかと思ったらこれかよ。
俺、顔だけで判断する奴嫌いだから。
それに何故俺はバナナと喋らなければならないのだ?そこが違う。
「ねぇ早くケータイだしてよ~」
....
でたでた、
上目遣い。
でもそんな真っ黒でケバい奴の上目遣いなんて吐き気がするわ。
冗談抜きで、まじで気持ち悪くなってきた。
「ねぇねぇ~早く~」
「俺あんた達と行きたくない。
それにそのわざとらしい上目遣いやめてくんない。まじで気持ち悪いから早くどっか行ってくれよ」
いつもよりも大きめな声、
直後、シーンとなる教室
。
そしてすぐいつもどおりに騒ぎ出す。
今度は女たちの顔は変わった。
これには流石にキレたのだろう。
「はぁ?あんた何調子のってんの?」
「まじウザいんですけど」
主に主成分がバナナのお前らがな。
また、一瞬だが周りがシーンとなる。
「俺早くどっか行ってくんない?って言ったはずだけど」
目だけ笑わない作り笑顔で黒バナナを見る。
そしてなぜかは知らんが奴らはその場で突っ立ってた。
面倒なので無言で立ち上がり、彼女たちの横を通り当初の目的へ。
「先生、部活の事なんですが」
オニギリ頭の所へ、
「そうだったね
で、何処にする?」
話が早いな
「陸上部でお願いします」
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