第4話

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ブォーン 右を向けば女子生徒、 左を向けば高速道路、 後ろはドンチャン騒ぎ。 どこだよ、ここ。 しばらく寝ていた為それ以前の記憶が曖昧だ。 なぜ俺はここにいるんだ? 実は今も夢とかだったり… ..... いや、確か学校で…… ―*― 時刻は8時を少し回ったころ、 登校坂をのぼっていた。 昨日ちょっとした課題が出されたが、学校に忘れてしまった。 学校ですます為に今日はいつもより早めに登校している。 いつもより30分近く早いのにも関わらず人の数は何故か多い。 それに皆笑顔だ。 楽しそうな表情というよりもウキウキというか、落ち着かないように受け取れた。 疑問に思いながらも足を進め教室へと向かう。 途中バスが何台も止まっていた。 邪魔だったな。 教室へつくと教室には誰一人としていなかった。 まぁ朝早いしな、 静かなのはうれしいことだ。 そう考え、課題(日直日誌)に取りかかった。
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