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現在授業中です。僕の前の席は木村君、縁があるんでしょうがここまで行くと怖いものです。
ピシッと消しゴムの粕が飛んできました。木村君です。
「木村君、止めて下さい。」
「いいじゃん、減るもんじゃないし。」
「君の消しゴムが減ってますよ。」
「あっ、そうだった。」
ピシッ、ピシッと懲りなく消し粕を飛ばしてくる木村君、もうこれは先生に言うしかありません。
「先生、木村君が消しゴムの粕を飛ばしてきます。」
「木村、止めろ。」
「はい。」
収まりました。・・・・・と思いきや、
ピシッと木村君がまた消しゴムの粕を飛ばします。ならば僕だって対抗します。
ピシッピシッと僕は消し粕を木村君に飛ばします。案外楽しいものです。
「先生、村山君が消し粕飛ばしてきます。」
「村山、廊下に立ってろ。」
何故だ。
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