君へ

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君の声を無性に聞きたくなる時があって 君の顔を無性に見たくなる時があって 君の体温を無性に感じたくなる時があって だけどそれは あたしにとって 何よりの苦痛なんだよね。 だからどうでもいい人に 愛想振り撒いちゃうんだ。 笑顔で だけど胸は苦しくて それで 埋めてくれる人を 探しちゃうんだ。 だけどあたしには それが無意味で くだらない事だと 少ししたら気付いて 自己嫌悪に陥るんだよ。 君を感じたくて仕方がないんだ。 エアコンの冷たさも 作る料理の匂いも 太陽が昇る光りさえ あたしが感じなければ あなたに想う感覚の欲求も無くなるのかな。 そんな事ないんだろうね、 もしかりにそうなったなら きっともっと 君を感じたくなるに 違いないよ。 最近もなんだか 君が恋しくて仕方ないんだ。 本当にごめんね。
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