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「ちょっと待ちぃ。おっちゃん、うちの妹に何しとんねん」
思わず、声をかけてしまった。
驚いた顔をしていたのは、おっさんより、女子高生の方だ。
「え…お兄さん？似て…ないね…じゃあ…」
逃げ去っていくおっさん。
「おっさん(怒)なにしてくれんの？？」
怒っている女子高生。
…当たり前か。
「あぁ？身体は大事にせなあかんやろ？」
「あんたに関係ないっ！！減るもんじゃないんだし、私が誰とどこで何しようがあんたには関係ないでしょ？？」
間違いない。俺には関係ない。
…でも…
ほっとけなかった。
いや、ほっときたくなかった。
「…なら…俺に買われるか？それともおっさんのがええんか？」
…何言ってるんだ？俺は…
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