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陽菜は、昼は普通に働き、夜はキャバ嬢な生活をはじめていた。 夏織と彩希には高校くらい出てほしかった。 自分が中卒で家庭環境もあり、白い目で見られるのに、妹達まで同じ目で見られたくない。 病気の母親だってほっとけなかった。 一度は憎んだし恨んだ。だけど、やっぱり母親。 ほっとけない。 そして、何より一番下の弟、冬夜が可愛くて仕方がなかった。 自分はどうなってもいい。 でも、家族は幸せになってほしかった。 それが自分の幸せでもあった。 陽菜は昼の仕事とキャバ嬢の他に、たまに時間ができると、援助交際もするようになった。
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