⑦章 《つよがり》

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龍はテレビの音をさえぎるように話す 『なんかさぁ。最近…優、冷たくなぃ??』 目を合わせなぃまま優が喋りだす 『そぅだね…。 龍さ…もう…お見舞い来なくてイイょ。別に寂しくなぃしさ。龍だって毎日来るの本当はめんどくさいんでしょ』 優から思いもよらない返事が返ってきて… 龍は返す言葉が出てこない…… …………………………。 沈黙を破るように龍が、 『…え…それって……別れようって事なの??』 『そうだょ。もぅ、龍の事好きじゃなぃしさぁ。飽きちゃったょ。アハハハ……そうゅう事だから明日から来ないでね。今までありがと…』 そう言い終わると、優はベッドに横になり眠ろうとしている。
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