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ご飯も食べ終わり、自分の部屋に行こうと思いドアノブに手をかけた時。
パパ『桃…この前の話しの続きなんだが…』
パパが話し終えるまでに私が話す。
桃『私は絶対に嫌だからね!一人暮らししてでも残るから。』
パパ『とりあえず、桃に提案がある。座りなさい。』
桃『うん。』
パパ『パパの同僚で親友を覚えるか?』
桃『櫂(カイ)おじさん?』
パパ『そうだ。あいつも一緒にアメリカに行く。そこで提案なんだが…桃は日本に残りたいんだなぁ。』
桃『うん。残りたい。』
パパ『じゃあ…櫂の家に行って、櫂の子供達と一緒に暮らすなら、残る事を許す。櫂からは承知済みだ。桃どうする?』
私は少し考えてから
桃『その提案、賛成!』
パパ『じゃあ、引越しは春休みに入ってからだ。』
桃『うん。わかった!パパ、ありがとう。』
この時は日本に残りたいが為に深く考えてなかった。
これから起こる事なんか何1つわからなかったから。
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