あったもの

2/3
前へ
/4ページ
次へ
いつも通りの日常 何も起きない生活 のはずだった まだ何もしらないままメールをしていた 授業もあまり聞いていない まともに受けている人も居ないだろう どうも彼女も同じようで メールはすぐに返ってくる それなりに楽しい日常だった 帰りに買い物を授業中に決まったので彼女の教室までに迎えにいった はずだった 教室の前で後輩を捕まえ 「風見咲を呼んでもらいたんだけど」 そう用件を告げただけだった 『誰ですかそれ?』 まさかの返事だった こいつはクラスメイトを忘れたのか? からかってるのか? ケータイの履歴を見るがメールもある 着信履歴だって 電話をかけよう そうだ先に帰ったんだ 脅かすつもりか
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加