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「はいはい～誠吾君どうかした？」
そんな気が抜けた声を聞いて安心した
「いまどこに居るんだ」
「今？まだ教室だよ～
もう少ししたら校門に行くからねぇ」
まて俺は今咲の教室にいるはず
でも咲は見当たらない
「おい咲クラスは１－４であってるよな？」
たのむ違ってくれ
「そうだよぉ廊下側の一番前でねいつも先生に見られてる気がしてこの席嫌いなんだ」
それは今自分の目の前の席だった
どういうことだ何が起きた
今目の前に居ないといけない人がいない
混乱した
とにかく自分を落ち着かせたかった
外に出よう
そこで待ち合わせしよう
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