帰郷

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高校から出たリアスは早速用紙に書かれた物を買いに行く事にした。 (確かこっちの筈。) 地図と朧気な記憶を頼りにリアスは歩き出した。 リアスは目的の場所へと着いた。 ガヤガヤ 現在は朝の九時の為か商店街の店は開店したばかりで、まだ閉まっている店もあった。 「早く来すぎたか…。」 その光景を見たリアスは溜め息をこぼし呟いた。 リアスはとにかくも用紙に書いてある店を探し出した。 まずは指定された本屋を見つけた。本屋は開店していた為そのまま入口から入っていった。 「いらっしゃいませ。」 営業スマイルを見せる店員にリアスは用紙を渡した。 用紙を見た店員はしばらくお待ち下さいと言い奥へと消えていった。 数分後店員は何冊かの本を抱えて戻って来た。 「こちらがご要望の品です。合計金額は一万三千五十二円です。」
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